運命を超えた自己創造へ

ただひとつの真実の世界とはどのようなものなのかという気づきを
実体験したかのように感触や感情、五感をフルにリアル体験させられます。

まるでそこが現実かのように実感させ、心にしみ通る様に丁寧に体験させて気づきを与えてくれるのです。

内なる神は私たちが望むなら、幻想のベールを開き、元々そこにあり永久に普遍な神の王国を分かりやすく開示してくれるのです。

それが現実世界での学びか、私の様に部屋にいての他次元体験かは重要ではありません。

また罪悪感に苛まれていても
私たちがどのようであってもいつも愛し導いて下さるのです。

数年前の私の体験です。ある時からガイド達は見守るだけで、すべてわたしでした。
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リアル体験物語✨✨✨作者 神我率いるガイド達    登場人物わたし

 

私はこれから恐れの森を通らなければ行けない場所に向かいます。

ふと見ると3.40代の女性と一緒です。
見覚えあるような気もしますが分かりません。クライアントさんかなぁと微かに思いました。

その暗い森に足を踏み入れると恐れは私達をあっという間にとらえて離しませんでした。

恐怖体験とはこういう感じだった!そう思いました。

私は小さい時から恐れていました。

光の世界と同じように怖い世界を体験しては泣いていました。

幽霊はよく見ましたし、人の光の顔と同じように裏の怖い顔もみえました。

エネルギーに囚われ他の世界に迷い込んだりして、もう家には戻れない恐怖を体験していました。

最近はすっかりそういった世界は縁がなくなっていましたが、即座に過去の恐怖が蘇りました。

お読み下さる方は想像出来ないかも知れませんが、日常のちょっとした恐れではなく全世界が恐れそのものになるのです。
恐怖症の方は日常その心と戦っている事でしょう。

愛する人を亡くした体験があればそれに近い恐れかも知れません。

悪夢で何かから逃げて自分の悲鳴で起きた体験がある方はわかるかも知れません。
目覚めても冷たい汗と恐れでしばらく嫌な感覚が続きます。

最近は自然災害やテロで底なしの恐れを世界中が体験しました。

 

私達ふたりはすぐに恐れに囚われて体中が氷の様になりました。
その場に立ちすくんでまったく動けなくなりました。

天が下になって地が上になっても気づかないような状態
我を失い何が何だかわからない恐怖の中で宇宙のすべてが固まり停止したかのようでした。

これ以上何か起きたら、凍った心臓が粉々に砕け散ってしまうかと思うほど。

 

 

私は20年以上も前の忘れられない体験を恐れの中で思い出しました。

部屋の机の下から真っ黒なコールタールの様なエネルギーが上がってきました。

それはまるで地獄の扉が開いたかの様な闇のエネルギーでした。

そのドロドロした闇はあっという間に私の足に浸透してみるみる腰まで飲み込んでいきました。

あまりの恐ろしさに声にならない悲鳴と氷の心で助けを求めました。

(恐れの世界とは現実的に恐ろしいものを見たとか恐ろしい体験をしたから恐ろしいのではないのです。エネルギーそのものが底なしの闇、恐れなのです。)

すると天井のかどに眩いばかりの光が現れその光の中にイエスキリストが出現しました。

その頃、花で出来た美しいイスラエルの作家の十字架がお気に入りでしたからイエスさまの姿で現れたのかも知れません。

キリストのハートから突如強い光が放たれたかと思うと同時に闇は一瞬で消えました。

気づくと平和な午後の日差しの中で私は横たわっていました。

 

この光の存在はきっと私なのだと何年か後に気付きました。
その出来事を恐怖の中で思い出し、今回も助けてもらえると信じて声にならない助けを求めました。

イエスキリストに助けを求めました!
助けてぇ〜〜〜
その願いは何の力も無く無情に消え去りました。

守護神に助けを求めました!
ガイドに助けを求めました!

まるで私が存在していないかのように虚しく消え去りました。

恐れの世界はますます揺るぎないものとなって、まるで空気が鉄のように重くのしかかり私達を固まらせました。

宇宙の果て遠く彼方まで無限に恐れは続いていました。

その時私は思い出したのです。
恐れに勝つものは愛しかないことに

 

わたしは愛!
わたしこそが愛!

わたしはハートに意識を合わせて「私は愛!」と心で何度も言い続けました。

恐れはすぐに力を無くして私は守られたように心にあたたかさを感じました。

傍らで恐れている彼女の手をとりしっかりとつなぎ「あなたも愛!」と言いました。

彼女は「私には出来ない!できない!」そう叫びましたが叫ぶ事が出来た事に気付きました。

私の愛が広がり彼女に振動し愛に微かに火が灯りました。

彼女は「あなたが助けたの!自分には出来ない!」と言いましたが、その微かに灯った愛に静かに意識を合わせるように伝えました。

私はそっと手を離しましたが彼女は恐れる事はなくなりました。

 

夜が白々と明けて小鳥たちの囀りが平和の歌に聞こえました。

彼女は過去の過ぎ去った恐れを時たま見つめて不安そうにしました。

 

私は「怖い時はいつでも私を呼んでね。すぐにとんでいって手をしっかりと繋いであげるから」そう言いました。

 

「でもあなたはもう大丈夫、
私は愛だって気づいたから。

あなたは私だから。

だからあなたも愛よ」

 

「決して離さないで愛に手をしっかりと繋いでもらいなさい」

 

初めて私は彼女の瞳をじっと見つめました。
彼女は霧が晴れた様に微笑みました。
彼女は私に似ているようにみえました。

私たちは森を出るとそれぞれの道を歩いていきました。

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完全性の中にただ在る✨
すめみま🌟