先日のセッションで他で悟りをもたらすエネルギーセッションを受けた方がいらっしゃいました。
悟りは簡単というような本を書いた方に悟りのエネルギーを入れてもらうと凄いことになったそうです。
至福を感じて体が解けたようになり大きく拡大していったそうです。
話を聞いているうちに、私は言葉を聞くと言うよりエネルギーを見たり感じているのですが、気持ちが悪いと言う表現がぴったりでした。
私の場合気持ちが悪いとは、現実が明晰ではなくぐにゃりと歪んだ感じになり スッと気持ちの良い状態ではない状態です。
まるで怪しい新興宗教の世界と似た世界からそのエネルギーはやってきてその人を幻想に引き入れます。
彼はしばらくそのエネルギーによっていたそうですが、しばらくすると元の小さな自分に戻って以前にも増して現実をみたくなくなったと仰いました。
私は以前にも同じ様な話を聞いたのを思い出して彼に話しました。
インドの聖者の所に行って悟りのエネルギーを入れてもらい、そこで何日も人と話さないでインドの綺麗な神殿？で瞑想したりして過ごすそうです。
日本にも広がっているエネルギーアチューンメントだそうですが、その方はインドまで悟りにいったのです。
人と話さないでいると木や風が話しかけてくれました。
最高に幸せで覚醒したかのようでした。
ところが日本の現実に戻ったとたん、長い期間インドに行かせてくれた上司や妻にさえ彼らの心の未熟さに苛立ちを覚え、喧嘩や葛藤が絶えなくなりました。
どうにかして下さい。
彼らではなく私がおかしいのはわかっています‼
そう彼はいいました。
インスタントな偽？の至福感を知ってしまっただけに現実のあまりのギャップと自分の持っているエゴの部分にコントロールがきかなくなってしまったのかもしれません。
目覚めはしっかり現実を生きている中でやってくるのです。
インドやヒマラヤの洞窟の中で瞑想して祈りを捧げているだけでは自分のなかの醜いものを映し出してくれる人も物事もおこりませんから自分が目覚めたかのように思うのは簡単かもしれません。
洞窟の瞑想で地球を安定させる役割を選ぶ方もいらっしゃいますが日常生活を普通におくる方が本当の修行、大変な役です。
ただボーッと日々過ごすのではなく本当のいみで意識が目覚めている必要があります。
自分に気づいている状態
自分はどうしたいか
どんな心でいたいか
意思がある状態です。
色々な思いは出てきます。
自分の思いを野放しにしない
嫌な気持ちとしてちゃんと自分が一番分かりますから
それに気づいてどうしたいか自分に聞いてそのようにします。
そのために高い自分ハイアーセルフに軸を合わせて明晰でいる必要があります。
どこから来たか分からないエネルギーに繋がれてしまったら軸がぶれて何処へいったら良いのかボーッとして分からない迷いの状態になります。
その状態がその人には普通になりますから、明晰な状態にならないと気づきません。
オーラはどこにでもついてきてあなたの世界そのものですから
自分をしっかり持ちハイアーセルフを生き始めると、そういったエネルギーにさえ全く影響されなくなります。
なにからも自分を守る必要はなくなります。
セッションはあらゆるアチューンメントが自然と外れてしまいますから、アチューンメントされたエネルギーを使ってヒーラーをしている方は恐れていらっしゃらなくなりました（笑）
目覚めは終わりがありません。
私は突然やってきて驚きの体験でしたが、皆がそうとは限りません。
驚きの体験であっても、一気に古い自分が消滅してハイアーセルフが入ってきただけです。
次の自分になっただけで、これの繰り返しです。
ある方は◯歳で自分は地球を去ると言っています。
死ぬと思っています。
本当にそう思う感じなので無理はないです。
彼女は◯歳で古い自分が消えてハイアーセルフが入ってくるのです。
古い自分が死ぬのであって肉体は死にません。
ただある程度大規模なハイアーセルフの次元降下が起こるのかもしれません。
私も死ぬと思い、家族や愛しい人々を新たな地球から見ているなんとも言えない愛おしい気持ちになりました。
でも新たな自分になっても自分への気づきの旅はまだまだここで続いています。
この世界はとても良いです。
自分を見せてくれます。
今の自分そのものです。
私はそれを見て手放して、より居心地の良い私になりますから
全ての人々、物事は自分に属しています。
居心地が悪い出来事があったら神聖な気づきに助けてもらい自分を変えればよいのです。
次回はたくさんありますが具体例を一つでも書けたらと思います。
完全性の中にただ在る
すめみま
http://sumemima.com/